当研究会の世話人である内田和彦が2003年に創設した筑波大学発のITバイオベンチャー企業です。創業以来「予防医療のためのバイオマーカーの探求」を中心に据え、画期的な血液検査技術の開発に全力を注いでまいりました。私たちの目標は明確です。認知症の早期発見と予防的介入の機会を提供することにより、多くの方の健康寿命延伸を実現すること。この強い思いが、MCBIの原動力となっています。

これまでの研究の結果、当社は国内外で複数のバイオマーマーカーと検査システムの特許を取得するまでに至りました。2015年、世界初の血液によるMCI（軽度認知障害）リスク検査「MCIスクリーニング検査」を事業化いたしました。2021年には検査をLC-MS法にしてリニューアルし、現在では延べ10万人以上の方に受けていただいております。

MCBIは今後も、最先端のバイオテクノロジーと医療科学の知見を活用し、AIにより医療ビックデータを解析することで、より精度の高い診断支援や効果的な治療法の開発を目指してまいります。AIとバイオマーカーを組み合わせることで、一人ひとりに最適な医療を提供できる日が来るものと確信しております。新たな診断技術の開発に挑戦し続け、革新的なメディカルソリューションの提供を通じて、社会に貢献いたします。